会長挨拶

このたび、第13回岩手看護学会学術集会を2020年10月31日(土)、岩手医科大学の大堀記念講堂で開催させていただくこととなりました。第13回の大会長を拝命し大変光栄に存じます。このような大役をつとめさせていただくことは、ひとえに関係者の皆様のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。

第13回岩手看護学会学術集会のメインテーマは、「看護の技が織りなすソーシャル・イノベーション」です。ソーシャル・イノベーションは社会変革と訳され、未来を拓く社会的価値の創造を表す言葉として用いられています。
現在、日本は、高齢化、医療費の増大、社会構造の変化などの要因により、看護職の生き方が多様化しており、キャリアステージは、「病院で働く看護職」、「地域で働く看護職」、「教育者としての看護職」、「専門性を追求する看護職」等へと大きく変わってきております。

そして、看護の技は多岐に広がり続けており、病院で働く看護職だけを前提としない、新しい方向性の教育が始まっています。その中で看護職は、キーパーソンとしてチーム医療の要となるとともに、患者の生活と必要な医療をつなぎ、誰よりも近くで患者を支える存在となっています。だからこそ、看護の本質を問い、人々の信頼にこたえる専門職ならではの看護の実践を行うことこそ、今、求められています。

本学術集会では、基調講演として、岩手医科大学看護学部 教授 嶋森好子氏に、「社会的価値を高める看護の質の保証」と題し、ご講演していただきます。

また、特別講演では、医療法人大誠会 内田病院 認知症看護認定看護師の小池京子氏に、「これから求められる高齢看護のわざ」と題して、ご講演していただきます。これらの講演から、参加者の皆様一人ひとりが、日々、織りなす看護の技について考える時間を共有したいと考えています。

本学術集会において、臨床や看護教育等に携わる看護職が、さらなる看護の質向上のために、日頃の看護実践の成果を発表するとともに、看護の発展に向けて議論を交わす意義深い集いとなるよう願っております。

相互に刺激しあい、新たな発信ができる機会になることを期待し、関係者一同準備を進めています。

最後になりましたが、多くの皆様のご発表、ご参加を心よりお待ちしております。

第13回 岩手看護学会学術集会
会長 佐藤 悦子
(岩手医科大学附属病院 看護部長)

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