会長挨拶

はじめに、石川県能登半島地方で発生した大規模地震、ウクライナなどでいまだに続く紛争に巻き込まれた方々を救うために昼夜を問わずご尽力されているすべての皆様に、心より敬意と謝意を表します。

このたび、第17回岩手看護学会学術集会を10月5日(土)に開催させていただくこととなりました。大会長として一言ご挨拶申し上げます。

今大会のテーマは 「人々の最善をめざす看護~ケア・スピリット~」です。看護職者は常に目の前の状況に対し、どうするかを判断しながらケアを行っています。その判断にかかわる哲学・倫理学・死生学は、これまで臨床の視点で語られることが多かったように思います。今大会では “コミュニティ” の切り口から、清水哲郎先生に「最善のコミュニティを目指して―ケアがケアであるために―」と題し、ご講演いただきます。看護学生の皆様にもぜひご参加いただき、コミュニティの視点から人々の最善を目指す看護を考える機会になればと思います。

今大会は全面的に対面開催を予定しています。盛岡駅から徒歩でお越しいただける、非常に立地の恵まれている会場です。秋のお忙しい時期に足を運んでいただくのは恐縮ですが、貴重な交流の場となるよう、実行委員一同で準備をすすめております。多くの皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。

第17回岩手看護学会学術集会
会長 鈴木 るり子
(岩手保健医療大学 看護学部)
企画委員一同

 

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