会長挨拶

COVID-19 の影響が続いている中、人々の生命と生活を守るため、昼夜ご尽力されている看護職の皆様に心より敬意を表します。

このたび、第16回岩手看護学会学術集会を、10月7日(土)に開催させていただくことになりました。
私は、臨床(病棟・外来)と看護基礎教育(主に地域・在宅看護学)の場をそれぞれ経験し、特に保健・医療・福祉資源が偏在している岩手県においては、地域包括ケアを担う看護職の育成は急務であることを実感しております。地域に暮らす人々の生活を知り、多職種と連携を図りながら、生活に根差した支援を展開できる看護職を増やしていくためには、既に人材育成にご尽力されている方々がどのような姿勢や思いで日々活動されているのか、工夫されている点などについて学んでいく必要があると考えました。

そこで、学術集会のテーマを「地域包括ケアを担う看護職の人材育成」としました。
ぜひ、看護職の皆様にご参加いただき、地域包括ケアを担うとはどういうことなのかを改めて考え、その役割を担う仲間を増やしていく糸口を見出す機会になれば幸いです。また、看護学生の皆様にもご参加いただき、地域で暮らす人々の生活を支える看護職になりたいと思えるようなきっかけになればと思います。

尚、本学術集会は、現地開催とweb開催を併用するハイブリッド開催としました。
現地、遠隔を問わず、多くの皆様のご参加を心よりお持ちしております。

第16回岩手看護学会学術集会
会長 工藤 朋子
(岩手県立大学看護学部)
企画委員一同

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