コラムリレー ~はじめての学会発表②~

岩手看護学会では「はじめての学会発表」を行った方の感想を掲載していきたいと思います。
第二弾として、第15回岩手看護学会学術集会ではじめて学会発表を行った山本真白さんの感想を掲載いたします。


一般演題(示説)
「ドレッシング材貼付による前腕皮膚表面温度の変化に関する実験的研究」
〇山本真白,佐藤亜美,高橋亮,三浦奈都子

はじめて学会発表をした感想

実際の現場を知っている方々からみて、自身の研究が本当に有益なものなのか不安が大きかったです。しかし、研究内容を聞いていただき、感想やアドバイスをいただくことができ、研究してみて良かったと感じました。

研究に取り組んだエピソード

実験結果からの考察や、論文のまとめ方等、自分一人の視点では見えない部分も多かったため、同じゼミの学生とお互いの研究の進捗を報告しながら助言しあっていました。その時間が楽しかったですし、そうすることでさらに研究内容をブラッシュアップできたと感じています。

研究に取り組んだ際に苦労したことや工夫したこと

実験研究でしたので、環境温を調整することや全ての対象者で同一の状態を保持することに苦労しました。そのため、同じ状態を保持できるよう写真を撮っておき、同じ状態を再現できるように工夫したりしました。

今後どのような実践や研究につなげていきたいか

看護師とは別の職種で働いているため、自身の研究を実際に役立てることは難しいですが、なぜそうなのか?という根拠を理解する、そしてそれを説明するといったことの必要性と取り組み方を研究を通して学ぶことができました。その点は他職種でも活かせるものだと思うので、そのことを大切にして仕事に取り組んでいきたいです。

2023/10/18掲載

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